太田市と公益財団法人日本オリンピック委員会（JOC）は「ＪＯＣパートナー都市協定」を締結し、５月２３日、東京渋谷区の岸記念体育会館１階スポーツマンクラブで、竹田恆和JOC会長（写真右）と清水聖義太田市長が協定書に調印した。清水市長は「地方都市だが、スポレク祭には毎年、五輪メダリストを招聘している。また、太田市には「おおたスポーツアカデミー」という総合型地域スポーツクラブがあり、現在、約1400名のジュニアが受講している。みんなで力を合わせ東京五輪のために最大限の支援をしたい」と話した。
この協定により、太田市は、ＪＯＣ主催でオリンピアンと走る「オリンピックデーラン」などの五輪関連事業開催に協力し、日本代表選手の練習会場として競技施設などを提供する。ＪＯＣは、太田市のスポーツイベントやオリンピック教室などへ日本代表選手を派遣する。
協定締結を受け、太田市では６月12日（日）に太田市運動公園陸上競技場で県内初のオリンピックデーランを開催する。大林素子（バレーボール）や宮下純一（水泳）、瀬古利彦（マラソン）などの元五輪選手７名が、ジョギングやスポーツ教室、サイン会などで参加者と交流する。現在、参加者（1000名）募集中！ 申込締切は６月９日（木）
【今日のスポーツネタ】
１９５３年（昭和２８年）イギリス探検隊のメンバーでニュージーランド出身の登山家、エドマンド・ヒラリーと、チベット出身のシェルパであるテンジン・ノルゲイが世界で初めてエベレストの登頂に成功した日。
余談ですが、「エベレスト」の命名について・・・
１８５２年（嘉永５年、翌年には「黒船来航」のアメリカの国史・ペリー提督が浦賀に来航）、インド測量局はヒマラヤ山脈の中で「PeakXV（ピーク15）」という仮称をつけられた山が世界最高峰であることを発見。測量局長官アンドリュー・ウォーは調査の結果、現地名が発見できなかったとして、１８６５年（慶應元年）に前任者のサー・ジョージ・エベレストに敬意を表して「エベレスト山」と名付けたと発表した。しかし、サー・ジョージは現地名を尊重したいという方針から、そのような命名を快く思っていなかったそうです。
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