福岡県北九州市立総合体育館で「第24回全国小学生バドミントン選手大会(昨年12月23日〜27日)」が行われ、小野涼奈(強戸ジュニアバドミントンクラブ、桐生桜木小6年)が女子シングルス6年生以下で3位入賞を果たした。小野は2回戦から出場し、準々決勝まで1セットも落とさず、準決勝へと駒を進めた。準決勝では4年生以下から優勝し、この学年の絶対女王・杉山薫(茨城県・ハルトノ)と対戦したが0ー2で敗れた。
小野は小学3年時に女子ダブルス4年生以下で2位、翌年からシングルスに出場し、4・5・6年生以下の各部門で3位入賞。また、2013年からU13強化指定選手に選ばれ、1月28日から味の素ナショナルトレーニングセンターで「2016年ジュニアナショナルチーム(U16)選考合宿」に参加した。
小野は「ベスト4が目標だったので目標は達成できた。ネットプレーは誰にも負けないので、(準決勝で負けた)杉山さんに少しでも近づけるよう、力をつけて強い球が打てるように練習頑張ります。中学生になると学年は関係ないので、全国大会で活躍できる選手になれるように頑張ります」と。指導する篠田一裕監督は「小野もミスをしない選手だが、小野以上にミスをしない、スキもない(準決勝の)杉山さんの壁は厚かった。小野も小さい体で3年連続全国3位は立派な成績。中学生になってからの成長も楽しみ」と話す。